ホームページを初めて作る時、リニューアルする時、更新する時。
どうやって制作会社を選んでいますか?
安さ、評判、友人からの紹介、検索で一番上にあった、会社が近い、などなどいろんな選定理由があると思いますが、一番重要なのは「どれだけ会社の売り上げに貢献できるホームページを作ってくれるか」です。
キレイなホームページはごまんとある
一昔前ならキレイなホームページを作って終わり、ということが当たり前でした。
僕が熊本のWEB制作会社に勤務してた2000年〜2010年頃は、とにかくデザインが一番。情報をまとめて分かりやすく作り上げ、お客様にどうアクションしてもらうか、ということは二の次でした。
もう今はそんな時代じゃなくなりました。
キレイなホームページはごまんとありますが、ホームページを設計する際にどのキーワードで検索エンジンで上位表示するのか、その目標を明確に持っていて、なおかつそれを達成できるところはそう多くありません。
御社のホームページは制作会社からどのキーワードで上位表示を狙うのか、作る前に事前相談はありましたか?
ポイント1 マーケティングの知識
ホームページ制作会社がホームページを作れるのは当たり前。
今ではマーケティングの知識を持ったスタッフがいるかどうかが重要です。
さらに、営業経験のあるスタッフがいるところは、御社の立場に立って営業プロセスに応じた提案ができるので、よりポイントは高いです。
制作会社に「マーケティングの設計はどうしたらいいですか?」と質問して、成約までのプロセスの理解度を確認してみてください。
ポイント2 会社・業界への理解があるか
ホームページ制作を仕事にしているIT系の人は、基本的に外に出向くのが好きじゃありません。
営業という職種に苦手意識を持っている人が多い傾向があります。
会社での営業課題を理解し、現場の人がどういう風にしてお客様と接しているのか、どんな思いで仕事をしているのか、これを理解しないと売り上げに貢献できるホームページはできません。
机上の空論でホームページを作られたらたまったものじゃありません。
「うちの営業の課題はなんだと思いますか?成果を上げるにはどうすればいいですか?」と質問して理解度をチェックしてみてください。
ポイント3 業界のスピードについてこれるか
Web制作の業界は日々新しい技術がどんどん出てきます。
御社にとってものすごく大切な情報がリリースされても、情報についてこれない制作会社だとそれを使って提案するタイミングが遅れてしまうかもしれません。
情報収集力、情報提供力、情報選別力があり、自社でウェブマーケティングに積極的に取り組んでいる会社を選んでください。
自社で取り組んでいないのに、他社に提案することができるはずありません。
「うちの役に立つWebマーケティングの情報は提供してもらえますか?」と聞いてみてください。
ポイント4 納期は守れるか、スピード対応できるか
ホームページ制作にとって重要なのはスピードです。
お願いしたことが期日までにできてない、リスト化されて共有されてない、納期が過ぎても納品されない場合は要注意です。
特に、緊急で情報を修正しないといけない場合の対応は事前にチェックしておいてください。
「急にホームページを修正するときの体制はどうされてますか?」と確認してください。
ポイント5 ノウハウを共有してくれるか
「ノウハウは教えていただけますよね?」と聞いてみてください。
自分達だけの利益を考えている場合はまず嫌がられます。二つ返事で断られる場合もあります。専門用語を使ったりしてわざと理解できないようにする制作会社もあります。
Webマーケティングは本来は自社で内製するのがベストです。
その上でホームページ制作会社ともうまく共存して行くのが本来の姿だと私は思います。
ポイント6 結果に責任を持つ気持ちはあるか
営業目標を理解したら、結果が出るまでとことん付き合ってくれるか。手伝ってくれるか。
制作会社も成果主義で仕事を受けるわけにはいかないというのは分かりますが、結果について責任を取るつもりで仕事をしてくれてるか、そこだけは見極める必要があります。
コンバージョンや問い合わせ数、成約数を重視する会社だと目標がハッキリしてるので結果についての相談はしやすいですが、そうじゃないと結果があいまいになりがちです。
きちんと御社のホームページでの目標を共有した上で、「結果についてどう考えてますか?達成できない場合はどうしましょうか?」と確認してみてください。
ゆくゆくは内製化も視野に入れる
社内に適任の人材がいない場合、外注するのは当然です。
また、外注業者に委託すると費用はかかりますが手間が省けます。
社内にWebマーケティングを理解している人がいない場合は、外注業者に依頼しながら社内にノウハウを蓄積させていきましょう。
これにより、ゆくゆくはWebマーケティングを内製化することができます。
内製化できれば費用はもちろんかかりませんし、コンテンツを公開するまでの時間も大幅に減らすことが可能です。